通勤ランの勧め!忙しい人必見!走行距離が安定して確保できる。メリットとデメリットを解説。

トレーニング

ランニングをやっている方で通勤ランををしている人はわりと多いと思います。でもこれから通勤ランをを取り入れてみようと思っている方など未経験の方は「時間がかかる」「疲れそう」「何を準備すればいいのか」などわからないこともありハードルが高いと思います。

私は通勤ラン大好き人間です。ここでは通勤ランのメリット・デメリットを私の経験から紹介していきます。

通勤ランのメリット3つ

1.走行距離を確保できる

通勤ランが定着すると走行距離が安定して確保できます。私の場合、職場と自宅の距離が4㎞なので往復で8㎞。週2回行えば1か月で64㎞、週4回で128㎞になります。これはかなりの走行距離を確保できますね。土日に頑張ると200㎞もそう難しくはないでしょう。

通勤ランが定着すると走行距離が確保できランニングが習慣化します。

2.時間節約になる

一見「ん?」と思うかもしれません。しかし、通勤ランは時間節約になるのです。どういうことかというと、それは走る時間とランニングにかかる時間を一緒に取れるからです。

私の場合で説明すると、私は自宅から職場まで約片道4㎞です。バスで通勤した場合バス停までの移動や乗り合わせの時間を含め25分ほどかかります。通勤ランを行って同じ距離を走ることを考えると、1㎞6分半で走ったとして4㎞は26分かかります。バス通勤とほぼ同じ時間ですね。

実際、朝のラッシュ時はバスに勝ったりします(これの対決は密かな楽しみでもあります)。

通勤ランを行うと通勤にかかる時間をそのままトレーニングの時間に充てられるので、別に時間をとる必要がなくなり、結果的に時間節約となります。そのままトレーニングをするとさらに走行距離を延ばすこともできます。

もちろん個人の通勤手段や通勤距離でこのシミュレーション通りにはいかないと思いますが、皆さん一度自分の通勤手段や通勤時間と照らし合わせて、計算してみてください。

3.交通費が浮く

こちらは当然ですが、公共交通機関を使っている方は走った分だけ交通費を節約できます。車通勤の方もガソリン代が減りますので、家計も助かりますね。

通勤ランのデメリット

1.着替えが必要

特に朝から走る場合は職場に着くころには汗をかいていますので着替えを持参する必要があります。また濡れた練習着の保管も考えなくてはいけません。汗のかき具合にもよりますが、ハンガーで干しておくか、それで匂いがきついと少し濯ぐ必要があるかもしれません。私は運よく職場に洗濯機があるので、洗って乾いたものを帰りにまた着て走ります。最悪の場合ビニール袋で保管という形も考えられます。

2.荷物が限られる

通常リュックを背負うことが多いと思います。荷物が多いと肩や腰に負担がかかりますので、最小限の荷物に絞った方がいいです。重いものを持って修行になるという考え方もありますが(笑)、実際はフォームが崩れてしまうため、重い荷物を背負っての通勤ランはお勧めできません。必要なものは職場へ置いておくなどの工夫をしましょう。

3.人に見られる

気にしない人にはデメリットにはならないかもしれませんが、同じ職場の人に目撃されます。私は家と職場が近いのでかなりの人に見られています。走っている人は気にしてないけど、割と車やバスからは見ているようですね。変な行動はできません。

始めるために必要な物

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・バックパック

できればランニング専用でベルトで体に固定するものがいいと思います。色々なメーカーのものがあり6Lから15Lぐらいがよく使われています。10LあればA4サイズがはいれば少ない書類ぐらいは持って帰れます。私がもっている写真のものはノースフェイス10L(左側:A4のプリントがギリギリはいる。軽量、体にフィットする)、シマノ10L(右側:自転車用、背中にサポートが入っているため中身がつぶれにくい)です。色々タイプがあるので、実際に背負って購入を検討した方がいいと思います。

・ランニングシューズ

仕事で革靴を履く方もいると思いますが、通勤時はランニングシューズを用意して、職場で履き替えるなどの対応をした方がいいと思います。

・着替え・タオル

冬でも汗はかきます。社会人として汗の匂いはマナー違反ですので、きちんと処理をしましょう。

・ボディシート

職場のシャワー室が使えればそれに越したことはありません。また田舎にはランステもありません。私は職場にボディシートを常備しており、ロッカーで拭いてから仕事に臨んでいます。暑い時期だとタオルを濡らし全身を拭いた後にボディシートで拭きあげています。

ちょっとした工夫

・まずは片道(帰宅ラン)

これから始める方には片道、特に帰宅ランをお勧めします。理由は朝の通勤時ランと比べ汗の処理や着替えを準備する必要がないからです。また往復がきついという方も帰宅時は時間に余裕があり、距離も半分なので初心者の方でも負荷が少なく始めることができます。

・荷物のを減らす

必要最小限の荷物をバックパックに入れ、持ち運ぶ必要のないものは職場に準備しておきましょう。着替えやボディシートなど職場に置いておくと便利です。また私は以前PCを背負って通勤ランをしていた時期もありましたが、揺れによってPCが壊れた経験があり、それからはクラウドやUSBでデータをやり取りするようになりました。

・始める季節を選ぶ

通勤ランを始めやすいのは冬だと思います。少し寒いぐらいが汗の量も管理しやすいです。夏はさすがにほとんど走りませんが、春や秋でも職場に着いてから汗が引くまでに時間がかかることがあり、更衣室や冷暖房の環境によってはいつまでも汗がダラダラ出て仕事に手がつかないことがあります。その場合は少し余裕をもって職場に到着することが必要です。

最後に

通勤ランを検討している方に対してにメリット、デメリットを中心に解説しました。私としては時間節約と走行距離の確保の面から考えるとかなりコスパがいいと考えています。着替えや汗対策は多少必要ですが、ランニングの習慣化にもつながります。

走る距離や頻度など工夫しながら始めやすい方法からトライしてみてください。始めてみると、きっと自身のランニングライフに新しい風が吹きます。

今回の記事が参考になればうれしいです。

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