第12回【霧えび・ショート部門】に参加。雨のトレラン無事完走!

レース

2024年7月21日に自身2回目の挑戦となる、霧島えびの高原エクストリームトレイルのショート部門に参加しました。今年はスタート直前でまさかの大雨。正直、参加を断念するか迷いました。レース序盤も土砂降りでトレイルコースは泥だらけ。でも何とか完走し、終わってみれば雨もいい思い出となっています。タイムは昨年より少し遅いですが、足を攣らずに完走できました。

初めての土砂降りでのトレランを振り返りとして記事にしています。

大会概要

大会概要は昨年の記事をご参照ください。

昨年の参加記事【2023霧島えびの高原エクストリームトレイル・ショート】へ参加。

昨年のロングコースは硫黄山の噴火警戒レベルの引き上げによりショートコース2周となりました。私が参加するショート部門は昨年と変わりありません。

前日受付で参加賞をいただきました。Tシャツ、今年もかっこいいです。

今回の参加賞のTシャツとゼッケン、パンフレット、駐車利用証

レース記録(コース紹介)

宿泊先からスタートまで

昨年は宿の予約が遅れ、近隣が全く空いていなかったので熊本県人吉に前泊しました。今年はえびの高原ホテルを予約しようと、受付開始日のお昼に電話しましたが、既に満室ででした。しかし、運良く京町温泉ホテルの予約が取れ会場から車で40分程の場所に宿泊することができました。もちろんレース会場の駐車券も忘れず購入しています(昨年は駐車券も購入を忘れており、シャトルバスで会場に向かいました)。

京町温泉ホテルの宿泊した部屋。ゆっくり過ごせました。

京町温泉ホテルから会場までは車で40分ほどです。5時に着くように余裕を持って4時過ぎに出発しました。渋滞もなくスムーズに5時前に会場入りできました。しかし、ここで突然の土砂降り、駐車場についたものの全く外に出れないほど降っています。「まだスタートまで1時間あるし」、と思って車の中で準備を整えます。でも、このまま降り続いたらDNSもあるかなと内心思っていました。

5時20分頃には小雨になり、周りの選手も車から出て、会場へ向かっていきます。私もトイレを済ませ、腹をくくり会場へ向かいます。

号砲前のスタートゲート

雨のせいもあってか、気温は20°ほど。やや肌寒さを感じます。

5時45分から開会式が始まるので、水分チェックを受けてゲート内へ入ります。直前まで割と空いているので前から2~3列目でスタートを待ちます。

実況のカウントダウンが始まります。あぁ、緊張する。。。いよいよ33㎞の旅路が始まります。

AS1:日添林道入り口まで

今年は6時にショート部門スタート。参加者、特に前衛の選手はダッシュに近いスピードで飛び出します。私は少し抑え気味のスピード。スタートから3.5㎞ほどはロードの下りコース。昨年はここでなるべく前に出る作戦でしたが、後半に足を攣ってしまったので、今年は少し抑え気味に行きます。

と、スタートして1㎞も進まないうちに雨が降ってきました。それも結構な土砂降り。昨年も同じ地点で少し雨が降りましたが、今回は明らかに大粒の強い雨。そしてやむ気配がありません。この後は晴れ予報のはずだったのですが。。。

そんなことを考えているうちにロード区間が終わり、下りのトレイル区間に入ります。雨も降り続いているので、滑って転ぶ選手が続出しています。スピードが出せないので山道で渋滞も発生しています。さすがに雨の下りは恐怖を感じました。

1.5㎞のトレイル区間の後は再びロードに出ます。この時点でもまだ雨は降っていましたが、これ以降、雨はやんでいきます。おかげで暑さはさほど感じません。むしろ涼しい位でした。

この後、登りが始まります。相変わらず登りは苦手です。なるべく歩かないようにと考えていましたが、ところどころ歩いてしまいました。淡々と登りを登っていく選手を何名か見かけましたが、ほんとに凄いと思うし走り慣れているんだろうなと感じます。

この辺りからロングコースの最後尾選手がちらほら見えてきました。

登りが長いと精神的に参ってくるので、ロングの選手であっても、選手に追いつくと少しホッとします。

下りに入ったらまもなく最初のエイドが見えてきました。

ここまで、1時間20分かかっています。昨年は1時間14分なので6分遅れ。序盤の雨の下りでの遅れと登りに粘れなかったことが影響しています。

AS2:栗野岳レクレーション村まで

AS1ではトイレ休憩のみで再出発しました。補給食は自分で用意した分でまかないます。コースはこのあとしばらく登って、下り中心へと変わります。登りの間に歩きながら補給していく作戦です。

昨年はこの後のAS2までの下り区間でスピードを出しすぎで後半の山登りで両足を攣ってしまいました。その反省から、今年はスピードを上げすぎないつもりでした。しかし、前半のタイムロスも考慮すると、やはりある程度ここで挽回すべきかと頭の中で方針が定まりません。結局8割程度の力で下っていきます。

ゴールまで

AS2ではレッドブル、メロン、補給ゼリーなど、いろいろなもてなしがありました。個人的に嬉しかったのはホースからの水を浴びれること。頭と顔、腕を冷水で流し、少しスッキリしました。トイレも済ませ、いよいよ後半戦です。

まずは霧エビ名物、枕木階段。今年こそ全部走りきりたかったですが、1/3ほど登った後に歩いてしまいました。

※写真は公式HPのギャラリーから拝借しています。

階段が終わると、すかさず登山道に入ります。昨年はこの登山道の序盤で両足を攣ってしまいました。今年はここまでペースを抑えてきているので、まだまだ余裕があります。だからといって登りのペースが速くなるわけではないのですが。。

ただ、足を止めずひたすら登っていきます。昨年は所々で止まっていたので、結構抜かれたことを覚えていますが、今年は抜いている方が多いような感じです。そしてペースが落ちるこの区間で補給食を摂取し、最後の登りへ備えます。

途中、白雪姫のコスプレで応援している女子がいました。この格好でここまで登ってきたのか、色んな人がいるもんだと感心していたら飴をもらいました。

毒は入ってないよな。。。

このあとショートとロングの分岐点があります。別れた後はショートだけの選手になり、極端に前後の選手が少なくなりました。少し前に見える男性の選手の姿を見失わないように必死で進みます。幸い後ろから選手は見えず、心理的には余裕が出てきました。

残り1㎞でトレイルコースを抜け、舗装された道にでます。ゴール地点のえびの高原ピクニック広場に向けてラストスパートと行きたいところですが、足があまり残っていません。そして、道路からの入り口がわからず、何度か立ち止まり時間をロスしました。正直もう少しスタッフがほしい。と思いましたが、下見しとけば解決できる問題です。

結果

4時間21分45秒でゴールしました。

昨年より6分遅れですが、脚は攣ることなく、余裕を残してゴールできました。

2023結果2024結果誤差
AS1(日添林道入口)1時間14分04秒1時間20分7秒+6分
AS2(栗野岳レクレーション村)2時間23分16秒2時間31分22秒+8分
Finish4時間15分10秒4時間21分45秒+6分
【総合順位】27位/295人中53位/319人中
【部門順位】7位/98人中17位/119人中

昨年と比べAS1で6分遅れ、AS2でさらに2分遅れて8分遅れ、後半は少し追い上げているようで、足を温存した効果が出たように思えます。

次回は4時間を切れるように、また鍛えなおします!!

完走症とふるまい食

感想・その他

今回、ゴールゲート横で「FINISHERS PORTRAITS」のサービスがありました。本来もっと長距離のレースでしか撮影してもらえる機会はないそうですが、貴重な機会だったので撮影してもらい、あとで思わず購入してしまいました。

そう、キャッチ画像に使用している写真です。ゴール直後の疲れた感じが何とも言えません。

次、撮ってもらえる機会があれば、もっと余裕のある決め顔をかましたいと思っています。

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