【2023霧島えびの高原エクストリームトレイル・ショート】へ参加。トレイルラン2戦目!

レース

2023年7月23日(日)に霧島えびの高原エクストリームトレイルのショート部門に参加しました。

私にとって2度目のトレイルレース。4月に多良の森トレイルランニング(長崎)に参加し登り強化を目指し練習してきました。結果としては総合27位、部門別(40代男子)で7位でした。

練習の成果が出た部分と準備の部分での反省点があるので、振り返りレポートとして記事にします。コースの特徴や注意すべき点を共有していただければ幸いです。

霧島えびの高原エクストリームトレイルの概要

大会の概要

霧島えびの高原エクストリームトレイルはロングコース(65.5㎞)とショートコース(33㎞)の2種類の種目が設定されています。今回は私が出場したショートコースを説明します。

趣旨霧島・えびの高原に「スポーツの魅力」を加え、えびの市、霧島市、湧水町の観光活性化に繋げる。
日時【受付】2023年7月22日(土)
【大会】2023年7月23日(日)
開催場所宮崎県えびの市・鹿児島県霧島市、湧水町にまたがる地域
(スタート・ゴール … えびの高原ピクニック広場 )
種目ショートコース
距離:33㎞、累積標高:約1700m、制限時間:8時間
募集人数400名
参加費10,000円/U22割5,000(大会当日に22歳以下)

大会のスケジュール

7月22日(土)
13:00~19:00選手受付(前日のみ)
19:00~21:00前夜祭(事前申し込み必要:3,000円)
7月23日(日)
5:00~5:30荷物預かり(えびの高原ピクニック広場)
5:30開会式(えびの高原ピクニック広場)
6:00レーススタート
14:00フィニッシュ制限時間

受付について

受付は前日受付のみとなっています。

場所は2カ所あり、エントリー時に希望の受付会場を選択することができます。

時間は13:00~19:00です。

1)京町温泉駅観光交流センター(メイン受付会場)

  住所:宮崎県えびの市向江590番地14

  *同会場で前夜祭あり(19:00~21:00) 事前申し込み必要(3,000円)

2)ホテル ピコ ラナイ えびの高原

  住所:宮崎県えびの市末永1489

私はのメイン受付会場である京町温泉駅観光センターで受付をしました。

駐車上は10代分ぐらいあります。

17:00頃つきましたが、結構混雑していました。受付はQLコードでスムーズに終了。トレイルグッズのブースもあり、活気がありました。

※受付会場の様子

会場までの移動について(要注意!)

本大会は駐車場が限られています。当日、申し込みなしで自家用で行っても駐車できません。

HPをよく確認して、いくつかの手段から自分に合うものを選んでください。

2023年大会は会場のあるピクニック広場の改修工事のためレースのエントリー時は駐車場の案内がなく、後日HP上およびメールに案内で案内が届きました。

私は案内のメールを見落としており、準備が遅れてしまいました(これが今大会最大の反省点です😅)。後手後手になってしまいました。大会事務局からの案内をきちんと確認して悔いのないように準備をしてください。

以下に移動や駐車場の注意点を記載しますので、ご確認ください。

ホテル(ホテル ピコ ラナイ えびの高原)に泊まる

大会会場のすぐ近くにあるホテルで徒歩で会場まで移動できます。

大会宿泊プランが準備されており、快適にレース前の準備ができます。ただし部屋数が限られており、早めの予約が必要です。エントリーしたらすぐに予約した方がいいでしょう。

料金プランはこちら

駐車券を購入し大会会場駐車場(えびの高原臨時駐車場)へ駐車する

会場のピクニック広場の改修工事のためエントリー時は案内がありませんでしたが、後日HP上およびメールで案内がありました。こちらは当日会場まで自家用車で移動することができますが、台数制限があるため早めの予約が必要となります。

シャトルバスで移動する(事前に乗車券購入が必要)

グリーンパークえびのから大会会場までのシャトルバスです。こちらも事前に乗車券を購入する必要があります。こちらは人数制限はありませんが、申し込み期限があります。見逃さないように注意が必要です。

HPの運航予定表には30分ほどで到着するように記載してありますが、実際45分ほどかかりました。またバスの到着自体も15分ほど遅れました。会場付近は道幅が狭いうえに夜明け前で暗いですのでこれぐらいは誤差の範囲内だと思いますが、トイレなどは十分準備しておいた方がいいと思います。途中下車はできません(たぶん)。

タクシー等の交通機関で移動する

1)~3)の準備ができなかった人はタクシー等で移動するように大会HPにも記載してあります。しかし、時間や距離から考えて現実的ではありません。HPを確認して事前にいずれかの移動手段を確保しましょう。

反省点

私は今回シャトルバスを利用しました。

理由は宿泊や臨時駐車場の申し込みが遅かったためです。

宿泊、臨時駐車場は数に限りがあり早めの申し込みが必要です。幸いシャトルバスには申し込めたので、よかったのです。しかし、準備や荷物預かり、トイレのことを考えると宿泊が一番いいと感じました。次回参加するときは、迷わずホテルを予約しようと思います。

※臨時駐車上での車中泊、テント泊についてはHP上で推奨しないと記載してあります。

大会運営側、スタッフの方に迷惑をかけないように宿泊を確保した上で参加した方がいいでしょう。

コース・高低差について

HPに公開されているコースマップと高低差図になります。

ショートコースは以下のようになっています。

  • 距  離:33㎞
  • 累積標高:1,700m
  • 制限時間:8時間

コースの紹介

スタートから第1エイド(日添林道入口)

高低差図でみると最初の約7㎞は下りとなっています。スタートしてすぐにロードでの下りが3.5㎞続きます。ここでは道幅も広くスピードも出しやすいです。

そこから山道に入りさらに1.5㎞ほど下ります。ここは道幅が狭く追い抜きは危険です。さらに当日雨が降っていたため、ぬかるんで転倒するランナーを多く見かけました。

そして再びロードに出ます。割と走りやすいのでスピードを上げますが、周りの選手も速いです。そう簡単には抜けません。この後、林道の緩やかな登りが3㎞あり、2㎞下って第1エイド「日添林道入口」に到着しました。

ここまでで1時間14分かかっていました。事前の目標は60分で通過することでしたが、全然間に合っていません。さらに70分過ぎると4時間切りは難しいかと思っていましたので、この時点でかなり厳しい展開になると思っていました。

第1エイド~第2エイド(栗野岳レクレーション村)

ここからしばらくロードと林道を登りますが、あとは下り中心です。ガンガン飛ばして下っていきます。ちょっと飛ばしすぎかもと思いましたが、このツケはあとで回ってきます。

目標2時間22分としていましたが、先ほどの遅れを取り戻し2時間23分で到着しました。

第2エイド~ゴール

第2エイドを後にすると、すぐに日本一の枕木階段「栗野岳枕木階段」に入ります。ここは絶景スポットになっていて頂上まで登ったら振り返ってください。疲れが一瞬だけ吹き飛びます。

(※出典:鹿児島県観光サイト)

しかし辛い現実がすぐに訪れます。ここからは険しい登りとなっており、ゴールまでの残りのコースはほとんど登りです。前半無理した足が悲鳴を上げます。とうとう両ふくらはぎを攣ってしまい、スピードは半減。何とか歩かないよう踏ん張ります。

30㎞以降はロングの選手も大勢いて結構渋滞していました。私は脚が使い物にならなかったので、ちょうどよかったですが、ここで前に出るためには何か対策が必要だと感じました。

目標からは大きく後れ4時間15分10秒でゴール!悔しい結果となりました。

結果

4時間15分10秒でフィニッシュ!

目標の4時間を切りは達成できず、悔しい結果となりました。

目標結果誤差
AS1(日添林道入口)1時間1時間14分04秒+14分
AS2(栗野岳レクレーション村)2時間22分2時間23分16秒‐1分
Finish3時間50分4時間15分10秒+25分
【総合順位】27位/295人中
【部門順位】7位/98人中

 登りを練習してきたつもりでしたが、まだまだ弱いんだと実感しました。また前半の下りで順位とタイムを稼ごうとスピードを上げたことが後半の失速を招いたと思っています。タイムでは悔しい思いをしましたが、順位は上位10%にはいったのでそこは良しとします。

全体の完走率はロング79.49%、ショート96.09%でした。

感想と課題

トレラン2戦目、無事完走できました。

大会会場やスタッフの方の雰囲気もよく、気持ちが高ぶる楽しい大会でした。

完走後に会場のホテル ピコ ラナイ えびの高原の温泉とランチを堪能し帰りのバスを待つ間、後続の選手の応援をしてました。大自然の中でゆっくりした時間を過ごせました。

反省はいくつかあります。

  • 準備の段階で移動手段や宿泊の手配が遅れコンディションを整えられなかったこと
  • 序盤の遅れを取り戻すため中盤でペースを上げ、後半は両足を攣ったこと
  • 登りを強化したつもりだったが、まだまだだったこと

この反省点を、修正して来年もぜひ参加したいと思います。

・おまけ


大会参加Tシャツ

今回の参加賞のTシャツです。

デザインもかっこよくて、着心地もいいので気に入っています。

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